どーもおはようございます。MTRLライターつちけんです。
先日、東新宿で起きた男女間の交際トラブルによる傷害事件について思ったことを書きたいと思います。
「男女間のトラブル」
23日午後4時ごろ、東京・新宿区のマンションで20代の男性が刺される事件がありました。警視庁は、男性を刺したとみられる20代の女を現行犯逮捕しました。みんなの担当じゃない?大丈夫? pic.twitter.com/789kmoDpN1
— うみちゃん (@umiuminemui) May 23, 2019
実はこのマンション僕の友人も住んでいて、いわゆる『水商売御用達マンション』って物件なんです。つまり十中八九『ホストと客』のトラブルだと思います。また闇が深そうなニュースですよね。
それに伴って前編、後編に渡って6年ほど歌舞伎町で働いていた僕が『歌舞伎町』にまつわる話をしたいと思います。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。前編は『DVホスト編』です。
昔からホストと客による痴情のもつれで傷害事件が起きたりしますよね。実はニュースになる事件に発展するまでに警察のお世話になったりお店が仲介して喧嘩を仲裁していたりするのが実情です。そこで今回は実例を踏まえてわかりやすく説明したいと思います。
DVホスト(いわゆるカスト)が女の子を殴り警察のお世話になることはよくある話です。その場合、警察に拘留され被害者側と警察の仲介のもと示談や接触禁止措置、法的措置などを食らいます。
ちなみに、この段階でお店(ホストクラブ)は解雇にすることはほぼありません。
ホストが捕まるとお店としては『出勤停止』扱いとして処理されます。その間、ほかの従業員サイドは『他言無用』として一切そのことに触れてはいけなくなります(破ったら罰金やペナルティ)。
よくある例えとして
女性客「あれ、今日○○くんいなくない?!」
従業員A「あぁっ(汗)○○さんなら親が病気とかなんとかで…」
従業員B「そうそう!大変そうだよな!(震え声)」
数分後…
従業員C「いやー、○○さんが事故で出勤出来ないみたいよ!」
女性客「親が病気じゃないの?」
従業員C「え!?俺は事故って聞いたけど…(汗)」
みたいな従業員同士で話が噛み合ってない場合8割くらいの確率でホストは捕まっています。ちなみに理由は大体が掛けの入金遅れからの暴力です。酷い場合だと骨折させたホストもいるくらいです。
拘留期間が終わると捕まっていたホストは大体が『スッキリ』した顔で出勤します。休みの間にアルコールやLINEでのストレスとか毒素が抜けたとか…。
そういう人ほど結構な売上を持っているので普通に翌月ナンバーに戻っていたりします。サイコパスとか犯罪者って怖いですね…(震え声)。
怖いのは事件後に殴られた被害者の女の子が普通にお客様としてDVしていたホスト指名で来店してきて高額なシャンパンや飾りボトル、仕舞いにはシャンパンタワーを入れたりすることです。接触禁止の意味とはなんなのか…。
この女の子は完璧に『共依存』という状態になっていてまた殴られたりしつつ、その担当のために死ぬ気で働きそのお金をドブに捨てることになります。悲しいですね。。
後編は『モンスター客』について描きたいと思います。続く。
24 May 2019