ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』がライター界隈で面白いと話題ですが、校閲の手前、添削作業に追われるのも編集部の日常だったり。
原稿には、ライターさんが一番最初に上げてくる初稿というものがあり、そこに朱入れ(添削をする)などをしてライターに戻し、朱を反映させて修正された原稿(二校と言う)をまた上げてもらって、それをチェックして…戻して…みたいな感じで、文章が人の目に触れる前に見られても恥ずかしくないクオリティーにするため何人かのチェックが入ったりします。
まあ、ウェブの文章って意外とこういうプロセスもなく、第三者のチェックなしに本番環境に上がってしまうことは割とあるみたいです。が、クライアントワークで文章を納品するときはこうした作業はマストになってきます。大手だと二校、三校は当たり前…ということも多々。
MTRL編集部でも、今はチェックするフローを仕組み化しています。(以前はライターが直に、という時期もありました)
MTRL編集部の校閲ガールといえば、AJさん。
うちの編集部、インターンも文章書くし、大学生も書くし、それこそ”文章を書くのは初心者です!”という人の書いた文章をチェックしなければいけないことも多いので、たぶん普通の編集者さんよりも大変。僕も、インターンにJOINしたばかりの子の最初の原稿とか、難解というかどこから指摘したらいいものか…と悩んでしまうものが多いです。
が、最初はヘッポコな文章だった人も、愛のある朱と反復練習で、ちゃんと書けるようになるんです。奇跡…!
そんな今日、メールで飛んできた(ccに入ってて)戻し原稿。
メールの本文のコメントには、”人からもらったコメントをそのまま使ってると思うけど、
他の人への戻し原稿のメール本文には”ひとつの説明文に同じ単語を何回も使わない!”とか“雰囲気で書いている文章が多いので、
そんな感じで、一見オッパッピーな記事ばかりば並ぶMTRLのアーカイブですが、こうした「地味にスゴイ!」かどうかは分からないけれど、細かい作業と小さな苦労の中で生まれているものなので、ライターやってみたい人はいつでもカモン!なんやで!
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