こんにちは、佐野です。
ちょっと久しぶりのブログ更新です。
夜中、LINEのタイムラインにひっそりポエム(メンヘラ)を投稿するのが趣味なんですが、そんなLINEのタイムラインにも時間制限で削除される機能がついたことをご存知ですか? これで、闇ポエマー活動も捗ります。
オープンであろうとクローズドであろうとインターネットに情報を投稿する、という行為は世界に向けて情報を発信することであり、それが誰かの目に触れてしまう可能性も同時に考えなければいけない。SNSリテラシーの初歩的なことですが、タイムラインのように流れていく膨大な情報だと自分でも過去に自分の投稿した情報が未来で掘り出されてしまうなんて思いもしませんよね。
スナップチャットやインスタのストーリーに代表される「消える」という機能は、SNSの流行とセットで発生する炎上リスクに対し、このネット社会を生き抜く処世術のようだ。
MTRLに関わっている若い子たちに話を聞くと「本気の一枚」はウォールに投稿し、軽いノリの写真や動画はストーリーに投稿するなど、切り分けて考えているらしく、柔軟に使いこなせる世代すげぇなって思いました。
で、そんなアラサーな自分の価値観を180度かえられてビックリした話があるのですが、若い子たちにとって「雑誌=消えるもの ネット=残るもの」という認識なんです。
どういうことかと言うと、ネットに名前が載ると何年経っても検索にヒットして自分という存在が残り続けるのに対して、雑誌は発売月の一ヶ月を過ぎると店頭から消え、誰からも掘り出されることがない、という話でした。
ウェブメディアの、公開後にも消せる・直せるというメリットが逆転してる印象。だって、紙雑誌は刷るからこそ消せないし直せないじゃん! って思ったり。今まで自分の価値観で見ていたそれらの感覚が、若い子のそれとは真逆の感覚で驚きました。
なので、若い子たちにとっての紙雑誌は今や1ヶ月後には消えるインスタのストーリーそのもの。ネットで検索しても自分の名前がヒットしない安全地帯。
「残る」って何だろう、と考えさせられた出来事でした。
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