今日の午後、MTRLでもお世話になっているライター朽木さんのツイートをみて感じたことを書き残しておこうと思う。
会社としてWEBメディアを運営して9ヶ月。編集者でありライターであり広告営業であり、時々カメラマンであり…。ひとことでは言えない自分の肩書きを場面によって使い分ける日々。ひとつの領域を極めることをプロと呼ぶのなら、自分は一体なんなのだろう。
弊社は雑誌編集部から転職してきたスタッフが2名。それぞれCHOKiCHOKi編集部とメンズナックル編集部から。出版業界での経験者を雇おうと、WEBメディア業界での彼らはビギナーである場面が多いように思える。WEB編集は、彼ら自身がライターもやらなければいけない場面が多い。というかライターをすることで強みに変えるのだ。
ライターって、正直未経験でもできるっていうか別に資格があるわけではないし、なんなら自分もそっちのパターンっていうか。執筆経験なんてなかったけどJUNONという雑誌でページを持っていたし、今だってほら、MTRLで執筆担当してることも。
だけどね、最近すごい嫌だなって思うのが、プロじゃないってことを逃げに使う人。都合のいいときだけライターって名乗って、都合が悪くなると「自分、プロじゃないんで」って、お前は、アホか。
自分が書いたその文章が、メディアを通して世界に発信された時点で受け手にとってその文章を書いた人はライターなんだって思う。ライターじゃない僕らが、ライターとして書いた文章がね。
なにが言いたいかっていうと、プロだろうがプロだなんて恐れ多かろうが、自分の自信や熱量や責任次第で自分の名乗るその肩書きに胸を張れるということ。「プロじゃない」「ライターじゃない」を逃げ道に使うな。
“プロ”と”プロでない人”の違いの定義は多々あるけど、僕が今の仕事において「プロ」と名乗るか否かの差は責任の大きさだと思っている。
なんて言いながらも、自分が凡人だっていうことは誰よりも理解しているから、才能のある人との距離は常に感じてしまう。だから、悔しいし、今日も努力をし続ける。それがプロではない僕のプロ論だったり。
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