捨てて実る努力もある

24 May 2015 2,673Views
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大それたタイトルにしていますが、そこまで語れるほど、自分だってできていないです。これは、自戒の意味も込めて。

“手抜き”、”やっつけ”、”適当さ”は、正直全部透けて見えます。ごく稀に上手く隠蔽する人なんかもいますが、長期的に見れば絶対にいつかボロが出る。

この違いは仕事に対する想いだとか熱量で生じるのだろうけど、よくもまあ、そんなモノを人前に披露できるなぁ、と。納期に間に合えばいいや、やることやってればいいや、そのレベルの気持ちで作ったものを成果物として出すことにより、自分の評価を下げ、自分の首を絞める結果になっていることに気づいてほしい。もちろん、納期も守ってほしい。

今、すごくレベルの低い話をしているのは分かっている。だけど、敢えて今言いたいのは、届けたい人がいるから。

一生懸命ってみんな言いがちだけど、一生懸命頑張ります!って前提だろって話。頑張るとか誰でもできるんだよ、バカでもできる。でもバカじゃないから、ちゃんと納期は守るし、クオリティにも拘るし、受け手の満足を得なければいけない。そこまでやるのはマストだし、次に繋げて初めて成功でしょ。

極論、「起業しました。」は誰でも言える。お金払えばできるから。でも、それは手段であり目的ではない。起業して、サービス作って、成功させたい。なのに、SNSを見るとやってることがクラブ活動とかって、終わってるでしょ、成功するわけないっしょ。死ぬほどサービスにコミットしとけよ、プライベートの充実とかモテたいなんて邪心も自我も捨てろって思いました。(これは嫉妬です。)

要は、トレードオフだと思うんです、スタートアップにおいては特に。先に取り上げた”手抜き”や”やっつけ”仕事も、自分というものを優先させるが故なんだと思います。プライベートを優先させたい、睡眠時間を10時間取りたい、女の子と遊びに行きたい、やってもいいけど両立できるほど甘くねえって思ってます。

「努力する」って捨てる作業からだと思っています。自分の時間やプライベートを犠牲にして初めてできるものだと思う。だから口だけで「頑張ってる」って言う人が嫌いだ。

 

  • ふぁぼ! (3)

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24 May 2015
佐野 恭平

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