ライターの単価とかについて、ちょこっと今日のツイートで触れたので。
まず、前提としてこちらをご理解ください。
ライターに文章のうまさを求めてる編集者はほとんどいないのでは。なぜならほとんどの編集者は、ライターが書けるくらいの文章を書けるから。
— えとみほ (@etomiho) May 22, 2017
もちろん、文章のうまさを求めていないわけではないのだけど、文章のうまさとか良し悪しってメディアのターゲットによって求められるレベルは違うと思うので。じゃあ、何が求められるかというとストーリーの切り取り方が上手い人とか、ターゲットが欲しいものを理解してるかどうかとか、マーケティングのできるライターさんというところでしょうか。
もっと言うと、ライター不足だと言われてる業界ですが、本当にいないのは企画を作れる編集者だよなと。最近はどこのメディアでもライターにネタ出しさせたり一緒に企画会議したりしてるけど、そのへんの踏まえて打率の高いコンテンツのディレクションまでできる能力を求められているというか…。
従来のライターって言葉の通りテキストを書き納品する人だったと思うけど、最近は企画ごと任される人に変わっている。メディアも後者を求めてる。そんな気がします。なので、一番の単価の上げ方はこたつ記事専用ライターに自らなるのではなく、自分にしかできない企画を立ててディレクションできるライターになることだなと。
まあ、こんなこと言うと「求めすぎ」とか言われちゃうと思いますが…。必要としてる、されてる、って意味です。
そういえば、企画作りたいって人によく会うのだけど話聞くとありきたりなんだよな〜。編集とかやりたかったら思いつきベースでなくて、確実に面白くて数字なり何かしらの結果が出せる絵が描けてて、それに掛かるリソースがどれくらいかまで明確にしてくれないと学生レベル。
— 佐野恭平 (@kyohei_sano) January 23, 2018
このメディアで企画作りたいと言うのなら、そのメディアのイメージで作らず事例とか既出記事全部見るとか競合のメディアや雑誌分析して企画作るとかそこまでしてくれたら嬉しいのにな。編集はなによりインプットが大事。
— 佐野恭平 (@kyohei_sano) January 23, 2018
ブランディングで言えば、より届く記事に関われたかどうかだと思う。バズった記事とか、この記事知ってる!って人を他メディアの担当者に増やすこととか。ファンが増えると単価が上げられるのはなにもフォロワー数だけの話じゃないよね。
— マテ太郎 (@mtrl_taro) January 23, 2018
================
■佐野恭平Twitter
@kyohei_sano
■佐野恭平LINE@
LINE@
■MTRLの人気企画書籍化!
■広告出稿のお問い合わせ
株式会社MTRLまで