ブログは、やっとこ初めましてとなります!
MTRL童貞担当のインターン・新井です!!!
☞残念で、見事に稀有な存在に、むしろ万歳!
今回は、第一回目のブログということで、
シリトリ話のように、まとまりに欠けた文章になってしまいますが、少しばかし童貞を語りたいと思います。
そうです……、考えてみれば、皆、最初は童貞だったんです……。
精子時代は振り返ることができなくても、童貞時代を思い返すことはできるんですよね。
処女と違って、童貞は高等な扱いを受けることもありませんから、
やっぱり、気持ちが逸れば、すぐに童貞留年なんて、卒業したくなるものなんです。
三島由紀夫に言わせてみれば、
こんな厄介なそして持ち重りのする荷物(=童貞)は、一刻も早く捨てるに越したことはない
とのことで、
男にとってはこれ(童貞を捨てること)が人生観の確立の第一歩であって、これをなおざりにして作られた人生観は、後年まで大きなユガミを残す
とまで、卒業できない童貞の将来を悲観くださっています。
ただ、逃げるは恥だが役に立つ!
ならぬ、捨てるはできても一度きり! でもあるんですよね。
僕はプロの童貞ですから、無闇に童貞泥棒の侵入を願うことも、
かと言って、童貞の留年に拘泥することも考えてはいないんです。
この、捨てる機会! これを極めたいと思っているんです。
☞以上、都合の良い、後付けの理由です……。
なので、もう少し、童貞が歓迎される「童貞ファースト」のような、優しい社会があっても良いと思うんです!
一言に「童貞」と言っても、今や多くの「未経験」を紹介する言葉になっています。
そうした、日々を生きていく中で、自分における、たくさんの「童貞」の部分を探すこと。
それこそが、毎日を、人生を、丁寧に仕上げていくことなのかもしれません。
将来を考えてみたときに、
人生には「卒業/経験済」よりも「童貞/未経験」の部分で溢れていますから。
この「卒業」の数が貧困だと、心も貧困になってしまうような気がします……。
自分は、言葉を扱うことが好きなのですが、
ちょうど言葉が貧困だと、心が貧困になってしまうことと同じなのだと思います。
心に余裕が生まれるのは、それだけ心や感情を「自分の言葉」に翻訳できるかどうかです。
そうした、一つ一つの「卒業」や「自己表現」が人生の可能性を高めると信じて。
自分自身の「童貞」に向き合おうとすること、自分自身の「童貞」を「卒業」に近づけるように育て上げること、そうやって毎日を「卒業」だと思って生きていくと、価値が高まるはずです。
たくさんの「卒業式」が敷き詰められて、振り返ったときに素敵な人生になるようにしていきたいです。
……と、上手にまとめようとしています!
さてさて、早いもので、世間はクリスマスです。
今年も一貫して、大好きな山下達郎さんの『クリスマス・イブ』の一節〝きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ〟を信条にして生きていきますが、世の中の童貞の皆さんも「独り身排斥運動だ!」と嘆くことなく、「一億総リア充」を目指して、たくさんの卒業を目指していきましょうね!!!
童貞記事の需要を探すことで日が暮れそうですが!
言葉を扱うことで、日常を上手に優しく編集/脚色することで、少しでも「小さな笑い」を皆さんの日常に発生させていくことができればと思います!
24 December 2016