【続・僕の童貞論】卒業が来ても、童貞は終わらない。

21 March 2017 3,877Views
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【続・僕の童貞論】卒業が来ても、童貞は終わらない。
年が明けても、新年度を目の前にしても、まだまだ童貞やっている新井です!

年末のブログから、だいぶ日が空いて、「継続は力なり」の言葉に締めつけられています……。

前回のブログでは、世の中に鏤められている童貞を、一つ一つ優しく丁寧に卒業したいな! という、いかにも童貞感のはみ出た、どこか嫌らしい綺麗事染みたことを書きました!

【僕の童貞論】一日一日が、童貞の卒業だ。
http://blog.mtrl.tokyo/14808

卒業が決まっても、童貞は続く……

今月になって、無事に2留を含めた大学の卒業が決まりました!

ただし、継続性は重要なので、童貞の方はこれからも続く……続くったら続くです。

【続・僕の童貞論】卒業が来ても、童貞は終わらない。

シリトリ話のような展開になってしまいますが、少なくとも自分の卒業式って、必ず号泣していまして。

その涙腺の弱さが何から始まったのか、この童貞で敷き詰められた人生を考察してみたとき、その答えは小学校の低学年にあったと気付きました。

それは小さい頃から、どこか感動を演出したいという、何とも歪んだ意識がありまして。

自分の代の卒業式でなくとも、お世話になったであろう卒業生との思い出を記憶を無理強いさせて浮かべて、感動しようとしていたんです。
……最終的には、体育館の上の電気をガン見して、涙出でこないか試行錯誤していたこともあって、当時は本当に感動に素直さがなかったんですね。

本当、今考えてみると、安っぽい感動の抽出というか、演出だなと思って反省しています。

【続・僕の童貞論】卒業が来ても、童貞は終わらない。

ただ、そうした刷り込まれた作業が手伝ってか、感動して涙を浮かべることがレベルが下げられて、ちょっとしたことでも素直に感動して泣いてしまうんです。

斉藤由貴さんの『卒業』じゃないですが、僕にとって涙を取っておきたいのは、こうした卒業式なのかもしれません。

なんというか、演出でなくて、涙が諦めてくれないんです。

それで、仮に万が一!
自分の童貞に卒業式があると考えたとき、泣いたりしてしまうのかなって、いかにも童貞らしい馬鹿な思案が浮かびました。
 ☞「泣く」はともかくとして、「鳴く」とは思いますが……
 ☞呼び掛けは「小さなチ◯コ」に、「大きなコ◯ドーム」?

童貞にとって、セックスなんて現実に存在するのか……想像の域を出ませんから!
と考えると、また涙腺が蠢き始めました……。

この話を、後輩たちにしたところ、卒業式に出席したいという意見が多々寄せられまして。
来賓いっぱいで、企画モノのアダルトビデオみたいな想像しかできない状況に。

言葉を放つ度に、一つの卒業を感じる

とまぁ、別に気色悪い下ネタが書きたかったわけではなくて!
 ☞そもそも、こうしたブログを書く度に、卒業が将来へ将来へと遠ざかりそうなリスク発生中!

ここ最近、伝えたいことや自分の考えを「言葉」にして上手に放てたときが、童貞の卒業みたいに思って生活を営むようになって。
 ☞童貞は味わってもいない卒業の感想は語れませんが!

その、上手に心が言葉に翻訳されたとき、快感ではありませんが、ストンと穴に入ったような心地を覚えることが増えまして。
誰しも皆がそうだとは思いますが、常に言葉を伝えるときって、残尿感みたいなものが自らを彷徨うことがある気が……。

とは言っても、今回のブログも、やっぱり酔っ払ったところがあるなと思っているので、書いてて気持ち悪さが遍満しますし、読み手となれば尚更だと思います……。
 ☞言葉を散らかすなよ! ってなります。

ただ、一つ一つの「言葉」を放っていく度に、そこには優しく素直で上手な心の翻訳でありたいなって思っています。必ず「楽しい」とか「小さな笑い」をふんだんに含んでいたいなって。

この毎回感じる残尿感を大切にしながら、少しずつでも「言葉」に対する付加価値を整えて、誰かに届けられる「言葉」になればって。

そんな、簡単に「卒業」って言葉として扱って良いのかは分かりませんが、一つ一つ目の前にある「卒業」を仕上げていって、次の「童貞」に向き合っていければと思います。

おまけ

【続・僕の童貞論】卒業が来ても、童貞は終わらない。

なんとなく、暇があったときに作ってみた仮想本です!

人生は「童貞」と「卒業」の繰り返しで、今日も「童貞売りの少年」は擦り続けて擦り続けて……拾ってくれる人を探しているんです!!!

自分が「言葉」に向き合うきっかけは、やっぱり「言葉に助けられたかったな」「言葉に拾われたかったな」という身勝手な受容への貪欲さだったんです。
そうした少し邪で、それでも誰しもが持ち合わせているであろう思いが、自分の表現欲として生まれ変わっていって、情けない始め方ではありました。

何事も、自分自身の努力をこなさないと、自分の努力をケチってしまうと「詰まらない」や「面倒くさい」に落着してしまんです。
「楽しい」に辿りつくためには、それ相応の努力というか、丁寧な向き合い方が必要で、そんなことを思いながら、一つ一つの「童貞」を今日も「卒業」に仕上げていければって。

「詰まらない」「面倒臭い」を放つ前に、それは自分自身で面白くしようとしなかった/楽しくしようとしなかった結果に過ぎないということに気付かないと!

とまぁ、今回も童貞らしいブログに落ち着いてしまいましたが、機会がある限り、少しずつでも「自分の言葉」をポツラポツラと放っていって、言葉を相手へと「卒業」させていって、人生に「楽しい」を敷き詰めていければです!

21 March 2017
MTRL インターン

MTRL編集部の大学生インターンです!

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